バス運転手、物産公社…県内各企業で感染確認続く【8月7日】


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 7日も新型コロナウイルスの感染者が県内企業で相次いで明らかとなった。

 2人の感染者が確認されていた県物産公社は同日、那覇市の本社に勤務する41人にPCR検査を実施したところ、新たに2人の陽性が判明したと発表した。同社の感染者数は計4人となった。同社は県外営業所や、わしたショップの営業に影響はないとしている。

 琉球バス交通は系統番号28番「読谷線」を運行していた男性運転手1人が感染したと明らかにした。運転手は1日から休暇を取っており、5日に感染が明らかになった。同社は「ほかの乗務員の濃厚接触者は考えにくい」としている。

 沖縄テレビは那覇市の本社内で勤務する関連会社の社員1人が感染したと発表した。同社によると、同社員は7月30日から自宅待機していた。

 沖縄地区税関は那覇港湾合同庁舎内で窓口業務を担当していた職員1人が感染したと発表した。税関によると、保健所からは濃厚接触が疑われる人はいないとの見解を得ている。