【宜野湾】沖縄県宜野湾市にあるコミュニティーラジオ局FMぎのわんの番組に生出演した在沖米総領事館のロバート・ケプキー総領事は7月17日、県内の米軍基地で感染拡大する新型コロナウイルスに関し「沖縄の方から心配、懸念があれば、いつでも聞きたい」と述べた。また受けた報告は在日米国大使館やワシントンDCに伝える考えも示した。
ケプキー氏が県内のラジオ番組に出演するのは初めて。番組は、県内の地方議会議員らが出演するトーク番組。17日は奥間亮那覇市議や宮里洋史西原町議、宮城克宜野湾市議、FMぎのわんの山内一郎社長が出演し、ケプキー氏の仕事などについて話を聞いた。
ケプキー氏はコロナ対応について「ほとんど毎日、米軍の司令官と話し合っている」とし、司令官らは「基地のコミュニティーだけではなく、地元も一つのコミュニティーで、その安全と健康が大事という意識が強い」と説明した。また「沖縄の代表の方と話し合う機会があると、貴重な時間だと思う」と話した。