夏休み明け、高校生すぐ下校 前日決定「リズム崩れそう」


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日程を変更し、急きょ下校する沖縄県立球陽高校の生徒ら=11日午前10時、沖縄市南桃原

 新型コロナウイルスによる長期休校の影響で10日間に短縮された沖縄県立高校の夏休みが10日で終了し、11日朝から生徒の登校が再開した。しかし、県内での感染拡大を受け、生徒らは午前中で下校した。12日以降、高校1、2年生は再び臨時休校し、大学受験や就職を控えた3年生のみが登校する。臨時休校期間は16日までの予定。

 県教育委員会が10日夜に11日の早期下校と12日以降の臨時休校を決めたため、各学校は対応に追われた。県立球陽高校(沖縄市)の生徒は「0校時」の午前7時30分に登校したが、急きょ日程を変更し、同10時に下校した。生徒らは「仕方ないとは思うけれど、勉強が追いつかなくなる」「生活のリズムが崩れそう」などと不安を口にした。【琉球新報電子版】