「やかましくて寝れません」 米軍機、協定時間超え騒音 普天間飛行場


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米軍普天間飛行場に着陸する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ=10日午後10時39分、宜野湾市内

 【宜野湾】米軍普天間飛行場で10日午後1時すぎ、外来のF15戦闘機2機が飛来した。県と宜野湾市の騒音測定によると、野嵩一区公民館で午後1時4分、最大96・8デシベルの騒音が発生した。また航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時すぎの夜間飛行もあり、市民から市に苦情があった。

 F15は北側から飛来し普天間飛行場に着陸せず、滑走路上空を通過した。沖縄防衛局は「所属や飛来目的は米側の運用にかかり、承知していない」とした。

 午後10時39分には垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが北側から着陸した。県と市の騒音測定で午後10時38分に93・3デシベルが記録された。市の基地被害110番の電話には午後10時38分、市新城に住む市民から「ヘリがやかましくて寝れません」と連絡があった。