新型コロナウイルス感染症の警戒レベルが第4段階の「感染蔓延期」に引き上げられたことを受け、沖縄県教育委員会は臨時休校措置の延長を14日中に判断する。16日までは地域を限定して高校1、2年生のみの休校措置を取っている。14日に決めるのは17日以降の対応で、対象地域・学年の拡大や休校期間などが焦点となる。市町村教育委員会にも通知文を出すため、公立小中学校の休校判断にも影響しそうだ。
県立学校は4、5月にも約2カ月の臨時休校を実施しており、授業時数の確保のため夏休みを10日間に短縮した。夏休み明け直後からも一部臨時休校しており、授業時数確保の困難さが増している。感染予防と学びの保障を両立する観点から、県教委はさらなる休校措置について慎重に検討を進めている。