コロナ緊急事態で休館続々 沖縄県立博物館・美術館、平和祈念資料館も


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沖縄県立博物館・美術館

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って県が1日から15日まで緊急事態宣言を出したことを受け、沖縄県内各地で博物館や美術館の休館が相次いでいる。美術作品を展示するギャラリーも各地で休業せざるを得ない事例が続いている。開催中の企画展の閉幕が早まったり、イベントを中止したりするなど、影響が広がっている。県立博物館・美術館は2日から29日まで、県平和祈念資料館も少なくとも1日から15日までそれぞれ臨時休館としている。市町村の博物館も同様に影響が広がる。

 那覇市歴史博物館は4日から当面の間、臨時休館を決めた。うるま市は石川歴史民俗資料館、海の文化資料館、与那城歴史民俗資料館を1日から期間未定で臨時休館としている。宮古島市総合博物館も8日から当面の間、臨時休館を決めた。

 恩納村博物館や宜野湾市立博物館、沖縄市立郷土博物館も緊急事態宣言中の15日まで臨時休館とした。各館とも今後の感染拡大状況によっては、休館を延長する可能性もホームページなどで告知している。