普天間、F35Bが3機飛来 最新鋭ステルス戦闘機 響き渡る騒音「すごく怖い」


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米軍普天間飛行場から離陸するF35B最新鋭ステルス戦闘機=18日午後3時ごろ、宜野湾市内(金良孝矢撮影)

 【宜野湾】米海兵隊のF35B最新鋭ステルス戦闘機3機が18日午後2時ごろ、宜野湾市の米軍普天間飛行場へ飛来した。県によると上大謝名公民館で午後1時57分、最大110・6デシベルの騒音が発生。市の基地被害110番には「すごく怖い」などの苦情が午後5時半までに5件あった。F35Bの同飛行場飛来は昨年8月以来。

 110デシベルは前方2メートルにある自動車のクラクションと同じ音とされる。F35は南側から着陸して給油した後、午後3時ごろ北側に向けて離陸した。離陸の際、機体を左右に傾けながら低空で飛ぶ機体もあった。市民からは「いつものジェット機とは違うキーンとすごい音が鳴っていた」などの声が寄せられた。

 普天間飛行場では17、18の両日、航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時を超えた夜間飛行もあった。