北谷町のライブハウスモッズがこのほど、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いイベント中止が相次いでいることを受け、営業継続のための資金を募るクラウドファンディングを始めた。目標額は400万円で、10月30日まで。
4月に入りコロナの影響でイベントが開催できず、6月の緊急事態宣言解除後も月1、2回程度のライブ開催にとどまっていた。再び、県が緊急事態宣言を出しているため、現在も本格的な再開のめどが立たない。現状を見かねたモッズファンに促される形で、資金集めを始めた。
寄付は千円からで、ドリンクチケット4枚が付く3千円の寄付や、日程調整の上でモッズでの貸し切りイベントを開催する権利がもらえる30万円の寄付まである。
モッズは1984年に沖縄市に開業し、2010年に北谷町へ移転した。多くのバンドやシンガー・ソングライターを世に送り出し、国内外のバンドを出演させるなど、沖縄の音楽シーンを支えてきた。
寄付はクラウドファンディング会社「キャンプファイア」のサイトで受け付けている。