宮古で27.7キロのガーラ


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16日、宮古島沖西防波堤で54センチと47センチのタマンを釣った下地雅輝さんと131センチ、27.7キロのロウニンアジを釣った与那覇翔吾さん(宮古島釣好会)

 宮古島釣好会は宮古島でタマンやガーラ(ロウニンアジ)などの大物釣りを中心に釣りを楽しむメンバー12人で結成されたクラブ。発足から4年目を迎える。

 15日はクラブの下地雅輝さんと与那覇翔吾さんの2人が夕方から宮古島沖に位置する通称沖西防波堤に渡った。日が暮れてからしばらくはアタリもなく、午前0時を過ぎてから54センチと47センチのタマンがポツポツと釣れていた。その後はタマンのアタリもなくなり、うっすらと空が明るくなってきた。ダツの切り身とカツオのハラゴーを抱き合わせて6号竿(ざお)の針に掛けて投げ込んでいた。午前5時30分、いきなり海に向かって突き刺さるように曲がり、リールからすごい勢いでラインが引き出された。急いで竿を取り、アワセを入れると驚いた魚はさらに勢いを増して走った。その走りから大型のガーラだと確信した与那覇さん。ラインはPE10号、リーダーとハリスはナイロン40号と大物ガーラ対応の仕掛けなのでドラグを強めに締めて応戦した。今にも海に引きずり込まれそうな強烈な引きに必死で耐えた。約20分間の死闘の末、足元に姿を現したのは131センチ、27・7キロの大物ガーラだった。下地さんがギャフを掛け、2人がかかりで防波堤に引き上げた。これがこのクラブの中ではガーラの最重量記録になる1匹となった。メンバーたちはこれを上回る30キロ超えを釣ろうと燃えている。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

8月11日、読谷海岸で67.5センチ、4.38キロのタマンを釣った松門智さん
14日、糸満釣り筏で44.5センチ、1.57キロのカーエーを釣った仲宗根全さん

4日、泊海岸で36.7センチ、0.9キロの尾長グレを釣った糸数昌祥さん
12日、本島北部で44.5センチ、1.1キロの尾長グレを釣った平識善彦さん(磯釣鱗爆會)

7月26日、石垣島玉取崎で110センチ、17.7キロのロウニンアジを釣った玻座真雄太さん
8月6日、読谷海岸で39.4センチ、1.12キロと37.4センチ、1キロのカーエーを釣った宮里亮さん

7日、慶良間諸島阿嘉島の前浜海岸で75センチ、5.5キロのカスミアジを釣った中村芳明さん
15日、泡瀬海岸で117.6センチ、20.52キロのロウニンアジを釣った當銘由樹さん(珍福会)

17日、糸満沖で生まれて初めての釣りで3.5キロのアカジンを釣った神奈川県在住の仲井諒さん(前田丸)
12日、泡瀬海岸で65センチ、3.74キロと44.5センチ、1.19キロのタマンを釣った伊佐まさひろさんとはるまさん