体育館、スマホで簡単予約 OMMが公共施設管理システム開発


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予約管理システムをPRする、OTS MICE MANAGEMENTの玉城国博社長=24日、那覇市泉崎の琉球新報社

 沖縄ツーリストのグループ会社「OTS MICE MANAGEMENT(OMM)」は、同社で開発した公共施設向けの予約管理システム「SPMクラウドシステム」を自治体向けに販売している。体育館などの施設をスマホで簡単に予約できるほか、施設管理者の業務軽減も期待できる。今後はキャッシュレスにも対応する予定。

 システムは2018年にリリースされ、今年4月に豊見城市の沖縄空手会館に、8月にうるま市立体育施設に導入された。約2年の実証を終え、本格的に販売している。

 同社によると、全国の公共施設のうち予約管理などがシステム化されているのは1割にとどまり、紙で管理するケースが多い。クラウド化することで利用者は非対面で予約ができ、新型コロナウイルス感染防止対策にもつながる。

 OMMの玉城国博社長は「ストレスなく予約ができ、安心安全に公共施設を運営できる」と話した。

 問い合わせは同社(電話)098(864)2580。