琉球新報社 
沖縄県豊見城市の旧海軍司令部壕を管理する沖縄観光コンベンションビューロー（OCVB）は、施設内を遠隔見学できるパノラマ映像を公式ウェブサイトで公開している。現地に行けない場合のオンラインガイドや、修学旅行の事前学習にも活用できる。
通常は立ち入ることのできないエリアも見ることができる。地下壕の中だけでなく、司令塔や資料館、ビジターセンター写真館も閲覧できる。
4K・3Dの高画質映像のため、壁に書かれた字やツルハシで壕を掘った跡など、細かい部分まで鮮明に映し出されている。
OCVBの担当者は「76年前の物をデジタルで残すことにもつながる。映像を見た人たちに、いつか現地に行きたいと思ってもらえるだろう」と話した。
映像は、イー・ステート・オンライン（東京都）と協力して撮影した。
