那覇地区中学校体育連盟(松田孝会長)は27日、臨時の常任理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大で現在中断している同地区夏季総体の開催条件について協議した。早ければ9月12日からの再開を模索していくことを確認した。実施に向けては、部活動の再開や県が示す独自の警戒レベルが「流行警戒期」に当たる第2段階に引き下げられることなどを条件に上げている。
9月12日からの夏季総体実施には、(1)8月31日時点で部活動が再開している(2)9月5日時点で県の警戒レベルが第2段階に引き下げられ、対外試合が可能である―以上二つを満たした場合のみ開催する。
一方、条件を満たさない場合は、9月19日からの開催を目指し(1)9月7日時点で部活動が再開(2)9月12日時点で警戒レベルが第2段階であり、対外試合が可能―であることを条件に判断する。学校行事や進学準備もあることから9月中の開催を検討しており、9月19日からの開催が困難な場合は中止となる。
那覇地区夏季総体は7月25日の体操・新体操で開幕。その後は、県の警戒レベルが4段階中の3段階に引き上げられたことを受け、残る14競技を延期とし開催を模索していた。