チャンプルー、イナムドゥチ…沖縄の味を留学生に紹介 今帰仁で根路銘さん料理教室


この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社
ゴーヤーチャンプルー作りで、豆腐の焼き方の説明をする根路銘弘美さん(右から2人目)=22日、今帰仁村平敷の根路銘さん宅

 【今帰仁】琉球料理伝承人の資格などを持つ今帰仁村平敷区の根路銘弘美さん(61)は、海外の大学生を自宅に招き、琉球料理を伝授した。日本インターンシップ支援協会の塚越一嘉さんからの依頼で実現した。全4日間の日程で延べ25人の学生らを指導した。

 22日は中国から5人、ベトナムから2人の計7人の学生が、慣れない手つきでゴーヤーなどを切り、ちんすこうなどを興味津々の様子で作った。ゴーヤーチャンプルーのアドバイスで根路銘さんは「豆腐だけ焦げ目を付け、うま味成分を閉じ込める」などポイントを丁寧に伝えた。

 最後に学生は自分たちが調理したゴーヤーチャンプルー、イナムドゥチ、ちんすこうなどを試食しながら、笑顔で会話を弾ませていた。
 (新城孝博通信員)