ボートレース振興会は30日、レーサーの育成を目的に、動画サイト「ユーチューブ」のライブ動画で「目指せボートレーサー! 沖縄ライブセミナー」を開いた。
昨年、県勢17年ぶりにレーサーとなった上原健次郎やFM沖縄の比嘉やすあきリポーターらが出演し、デビューまでの道のりや競技の魅力を紹介した。
レーサーになるための第一関門は養成所の入所試験。筆記や体力試験、面接などの1~3次試験に合格すると、入所から1年間、操縦や日常生活の振る舞いを身に付けることなどを説明。その後、国家試験に合格すると晴れてレーサーとなる。
規律の厳しい訓練を振り返った上原は「『絶対卒業してやる』という気持ちで教官の話をしっかり聞き、意地で修了した」と振り返った。競技の魅力については「稼ぎも自分の腕次第。そこにやりがいを感じる」と語った。