ターミナル整備 必要な対応検討 赤羽国交相


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 【東京】赤羽一嘉国土交通相は1日の会見で、本部港での国際クルーズ拠点整備事業に参画しているゲンティン香港が債務不履行となっていることに関して、県がゲンティン香港にターミナルビル建設の意向を確認中だとし「状況をしっかり注視した上で、必要な対応を検討したい」と述べるにとどめた。

 新型コロナウイルス感染症の影響で国内へのクルーズ船の寄港が減っていることについて「簡単には復活しないと考えている」と述べ、需要回復に時間がかかるとの見通しを示した。

 赤羽氏はクルーズ観光の再開に向け、事業者や港湾管理者などが講じるべき措置を盛り込んだガイドラインを今月中にまとめる方針を明らかにした。