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【名護】沖縄県名護市の北部農林高校はこのほど、ロープを使って大木を登るツリークライミングの実習を実施した。林業緑地科1年生約10人が参加した。校内にあるリュウキュウマツに登り、地上から数メートル上の風や景色を楽しんでいた。
森林資源の有効活用を目指し、木に触れることで生徒たちに自然に親しんでもらおうと企画した。実習で生徒たちはリュウキュウマツの枝にロープをかけ、6~7メートルの高さを登っていった。手ほどきを受けると、すいすいと登る生徒もいた。参加した金城琉騎さん(15)は「やり方がわかると、目線の高さも変わって楽しくなってきた。もっと高い木に登ってみたい」と話していた。
講師はツリークライミングの資格を持つ宜野湾造園土木の仲間英満さんが務めた。仲間さんは「高校生たちはのみ込みが早かった。いろいろな世代が楽しめるスポーツだ」と話した。