「バーベキュー、言葉がない」 米軍の泡消火剤流出原因に沖縄県幹部あきれ


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 4月に米軍普天間飛行場から有機フッ素化合物(PFAS)を含む泡消火剤が流出した事故で、米兵たちが実施したバーベキューが原因だったことに県幹部からは「言葉がない」「理解が追い付かない」などと批判の声が上がった。現場で消火装置の使用法が分からずに一時停止できなかったことも「あきれる」と述べた。

 県幹部の一人は「バーベキュー? 言葉がない」と驚いた様子を見せた。昨年末にも隊員が消火装置の特性が分からずに泡消火剤の流出事故を起こしており「あまりにも危機意識がない。(教育が)徹底されていない。(火を使ってはいけないことは)小学生でも分かる」と首をかしげた。別の関係者は「理解が追い付かない」と述べ、詳細を確認する考えを示した。