【沖縄】沖縄市主催の平和ロゴコンクールでこのほど、庄司義行さん(75)=三重県=の作品が最優秀賞に選ばれた。デザインが趣味で、これまでに制作した作品は市町村章や校章などに採用されたことがあるという。旅行で沖縄を訪れた際に感じた空気感をロゴに表した。
同コンクールは2回目の開催。入賞作品は今後、沖縄市の平和事業に活用していく。今回は「平和を創りかおり高い文化を発信するまち」をテーマに、146作品の応募があった。
ロゴでは、市民の花であるハイビスカスを口にくわえる平和の鳥が空高く飛ぶ様子をイメージした。庄司さんは新婚旅行や夫婦で旅行に訪れ、その際に感じた明るく温かい空気感を鮮やかなマゼンタ色(明るい赤紫色)で表現した。
表彰式が8月3日に市役所で開かれたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で来県できなかった。受賞について「半永久的に活用されると聞き、身の引き締まる思いだ」と話す。エイサーにも興味があるといい「コロナが収束したら沖縄市を訪れたい」と語った。