プロボクシングの比嘉大吾、10月にノンタイトル戦 二階級上げ世界王座目指す


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比嘉大吾

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級元王者の比嘉大吾(宮古工高出、Ambition)が10日、オンラインで記者会見を開き、10月26日に東京・後楽園ホールで堤聖也(角海老宝石)とバンタム級ノンタイトル10回戦を行うと発表した。堤は同階級日本13位。2階級上で世界王者返り咲きを狙う25歳の比嘉は「バンタム級で闘う準備をしてきた。計量に関しては気を抜かないでしっかりやっていきたい。KOで勝って次につなげたい」と意気込んだ。

 比嘉の試合は2月以来で、白井・具志堅スポーツジムからの移籍後初戦となる。堤にはアマチュア時代2戦2敗だったそうで「自分もこの何年かで変わったので試合が楽しみ」と話した。

 共に会見した野木丈司トレーナーは「横浜に引っ越して充実したトレーニングを積んでおり、実戦ができる状態。パワーに関してはチャンピオン時代よりも増している」と語った。

 比嘉は2018年の世界戦での計量失敗で王座剥奪となった。