就職や受験、那覇商業高PTAがカツカレーで3年生を激励


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カツカレーを食べる県立那覇商業高校3年生=4日、那覇市松山の同校

 沖縄県立那覇商業高校PTA(新垣精也会長)は4日、3年生に就職や進学に向けて鋭気を養ってもらおうと激励カレー会を同校で開催した。各クラスの代表生徒は、我那覇豚肉店カフーナ旭橋店のカツカレーを職員室で受け取った。生徒は各教室でカツカレーをおいしそうに食べた。

 例年8月ごろ、PTAが体育館でカツカレーを振る舞っている。今年は新型コロナウイルスの影響のため、手作りカレーが振る舞えないことから中止を検討していた。

 学校行事の中止が相次いだことを受け、3年生の思い出を作ろうと我那覇豚肉店カフーナ旭橋店の協力を得て実現した。

 新垣会長は「一人一人が目標に向かって頑張ってほしい」と激励した。我那覇豚肉店の金城貴雄マネージャーは「新型コロナで学校行事ができない中、食を通して何かサポートしたいと思っていた。笑顔で食べてる生徒を見て、やってよかった」とうれしそうだった。3年の平良真也さん(17)は「学校行事の中止を受けて今年はないと思っていた。企画してくれてありがたい」と感謝した。