聴覚障がい者フットサル 宮城が日本代表候補に「認めてもらえるようがんばる」


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宮城 実来

 日本ろう者サッカー協会は11日、聴覚障がい者(ろう者・デフ)フットサルの女子日本代表候補合宿(10月3~4日、静岡県)の日程を発表した。沖縄県出身の宮城実来(上山中―那覇西高―日本体育大2年)が招集された。

 2015年のタイで開かれたワールドカップ(W杯)に当時最年少の14歳で代表選出。昨年はW杯アジア予選(2月、タイ)で優勝、W杯(11月、スイス)での8強入りに貢献した。

 今季初開催の合宿に宮城は「自粛生活が続く中、当たり前だったボールを蹴ることができないつらさと不安を感じてきた。呼ばれた感謝とともに、新しくスタートする代表候補として認めてもらえるようにがんばります」とコメントした。