玉城デニー県政を支える「オール沖縄」陣営は16日、次期衆院選に向けた衆院沖縄4区の候補者選考委員会(委員長・大城一馬社大党委員長)を南城市内で開いた。会合では、社大党書記長で那覇市議の平良識子(さとこ)氏(41)と政治団体「新しい風・にぬふぁぶし」共同代表の金城徹氏(66)の2氏を軸に選考作業を進めることを確認した。
出席者や県政与党幹部によると、平良氏でまとまる公算が大きい。
会合では、11人の委員がそれぞれ推薦したい候補者名を出し合った。19日に再度会議を開き、候補者を一本化する見通し。
名前が挙がったのは平良氏や金城氏ら計7人。
大城委員長は会合後、記者団に「今回の会議で候補者を1人に絞り込みたかったができなかった。次回会合では1人に絞り込みたい」と述べた。
選考委は委員による投票で候補者を擁立する方針だったが、12日の会議で話し合いで候補者を決定することを決めた。