最新IT技術を紹介「リゾテックオキナワ」、42団体出典し来月29日開幕


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「リゾテックオキナワ おきなわ国際IT見本市2020」の内容を発表した実行委員ら=18日、県市町村自治会館

 国内外のITソリューション企業を集めた「リゾテックオキナワ おきなわ国際IT見本市2020」の実行委員会が18日、県市町村自治会館で記者会見し、開催内容を発表した。10月29日~11月1日の4日間、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターを会場に42団体が出展するほか、オンライン展示会も開かれる。

 「リゾテックが拓く、その先の社会」をテーマに、最新技術を紹介する展示や商談会を催す。10月31日に星野リゾートの星野佳路代表らがリモート出演するシンポジウムがあり、台湾政府デジタル担当大臣のオードリー・タン氏と玉城デニー知事の対談を予定している。いずれもオンラインで配信する。

 会場への来場、オンライン参加ともにホームページでの登録が必要。オンライン参加は同見本市のホームページで10月初旬から受け付ける。来場登録は同会場で開催される「ツーリズムEXPOジャパン2020」のサイトで入場パスを取得する必要がある。

 10月29、30日の登録はすでに開始している。10月31日、11月1日の来場登録は10月1日に開始する。

 稲垣純一実行委員長は「会場での開催に加え、オンラインの展示会を実施することで、新しい時代の統合型展示会を体験していただけると考えている」と参加を呼び掛けた。

 リゾテックは「リゾート」と「テクノロジー」を合わせた造語。国内外のITソリューション企業と県内の全産業とのビジネスマッチングを行い、生産性や付加価値の向上を図ることを目的としている。