新型コロナウイルスの影響で生活に困窮している留学生を支援しようと県立那覇国際高校の生徒らは18日、那覇市寄宮のライフジュニア日本語学院に食料などを寄付した。
生徒らは県内の留学生の生活が困窮していることを新聞で知ると、1~14日まで全校生徒や教職員に協力を呼び掛けて食料などを集めた。
支援を企画したのは2年生の13人で、留学を控えたり、新型コロナの影響で留学先から途中帰国となった生徒などで構成されている。このうち久志顕介さん(17)は「最初は支援が集まるか不安だったけどみんなが協力してくれた」と話した。寄付当日は新型コロナ感染対策で、久志さんら5人が同学院を訪れた。
那覇国際では例年生徒が海外に留学している。久志さんらは贈呈後、留学生と英語や日本語で会話し、笑顔を見せて交流していた。