米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は1日、辺野古崎近くの埋め立て区域(6・3㌶)について県に通知した高さまでの埋め立てが9月30日に完了したと発表した。この埋立区域は2018年12月から土砂を投入していた。
工期は当初2020年3月までだったが、二度の延長で同9月末の終了予定となっていた。
辺野古側海域についてはもう一方の埋め立て区域(33㌶)が21年9月末までの工期となっている。
大浦湾側の工事予定海域では軟弱地盤が見つかり、防衛局は着工できていない。地盤を強くする工事を追加するため設計を変え、改めて認めるよう県に申請している。【琉球新報電子版】