乳がんの正しい知識を知って 患者の会が5日からパネル展


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パネル展への来場を呼び掛けるNPO乳がん患者の会ぴんく・ぱんさぁの(左から)与儀淑恵代表、高澤嘉津子さん、玉城しのぶさん、赤嶺光子さん=1日、県庁

 乳がんについての正しい知識を広め、早期発見・早期治療の大切さを周知するピンクリボン月間の10月に合わせて、NPO乳がん患者の会ぴんく・ぱんさぁ(与儀淑恵代表)は5~30日、那覇市久茂地の沖縄銀行本店ロビーの特設会場で「2020ピンクリボンパネル展」を開催する。

 例年は大型商業施設などでイベントを開催しているが、今年は新型コロナウイルスの影響でパネル展で周知を図ることになった。会場が3密にならないように、パネルは文字を減らし、セルフチェックの方法や乳がんの現状が一目で分かるように工夫した。

 与儀代表は日本人女性の約9人に1人が乳がんにかかる現状があるとして「早期発見と検診が大事。そのためにも家族や周囲の人で声を掛け合ってほしい」と呼び掛けた。