【名護】沖縄県名護市のカヌチャベイリゾート(白石武博社長)はテレワークなどに活用してもらおうと、「カヌチャリアンリゾートオフィス」を1日にオープンした。会議などを開催できるスペースや、個室スペースも設置している。
リゾートオフィス利用を組み込んだ宿泊プランも想定している。レジャー事業部営業企画推進チームの具志幸学シニアマネージャーは「仕事と家族サービスの両立した滞在など、リゾートのサービスを生かしたコワーキングスペースになる」と述べた。
20席を配置した「コワーキングスペース」(シアター形式で最大59席)、会議などの利用を想定した「マルチルーム」(通常時20席、会議時36席)、1人利用の「パーソナルルーム」(3席)の3種類がある。内閣府の「沖縄テレワーク推進事業費補助金」を使って整備した。
利用料金はいずれも1時間千円(税込み)、1日5千円(同)。「コワーキングスペース」「マルチルーム」は貸し切り対応もできる。貸し切り利用は宿泊客の割引もある。
営業時間は午前8時半から午後6時。ワイファイ環境やコピー機、携帯電話通話用の個室なども完備している。コロナ対策として座席の間隔を広くし、消毒液などを備えている。
問い合わせは同ホテル(電話)0980(55)8880。