
小児がんでは希少な「腹膜悪性中皮腫」と診断された金城楓空(ふうあ)さん(10)=中城村、琉大付属小4年=の治療費を支援しようと、沖縄銀行とおきぎんグループ8社、沖銀と関わりの深い第一総業は13日、計110万円を支援組織「ふうあの会」に寄付した。

寄付額は沖銀とおきぎんグループ8社が50万円ずつ、第一総業が10万円。13日の沖銀本店での贈呈式で、同行の金城善輝専務は「手術の成功と一日も早い回復を祈っている」と語った。沖銀では独自のスマホアプリ「おきぎんスマート」でも寄付ができるよう準備を進めている。
楓空さんの父の均さん(59)は「病気が分かった時に、治療費が大きくどうしたものかと途方に暮れた。会の動きが寄付につながってうれしい。支援にものすごく感謝している」と話した。