下地衆院議員の復党「断固反対」 自民党県連1区支部が県連要請


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
自民党沖縄県支部連合会

 自民党県連1区支部(国場幸之助支部長)は13日、同県連に対して、下地幹郎衆院議員=無所属=の復党を認めないよう求める要請書を提出した。受け取った中川京貴会長は本紙の取材に対し、早期に党本部を訪問して1区支部の要請内容を踏まえ現状について報告する考えを示した。中川会長は「1区支部の要請を重く受け止める。ただ、下地氏から復党願が提出されていない中、臆測だけで判断は下せない」と述べた。

 一方、同県連は13日の議員総会で、次期衆院選の沖縄1~4区について4支部長をそれぞれ擁立する方針を改めて確認した。

 要請書では、下地氏の復党について「決して認めることなく、断固反対します」と明記。反対理由について「(下地氏の)反党行為などに対して党員党友などから断固として復党させるべきではないという抗議が数多く寄せられている」とした。また、復党を認めた場合には「多くの反発を招き、自民党への信頼の失墜につながり、党組織運営と選挙態勢の構築にも多大な影響を及ぼす」と指摘した。