宮古島市長「予断を許さない状況」 コロナ感染注意報受け会見


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
宮古島市役所

 【宮古島】沖縄県が宮古島市に新型コロナウイルス感染注意報を出したことを受け、同市の下地敏彦市長は14日、市役所で会見を開き「予断を許さない状況だ」として、市民に改めて感染防止策の徹底を呼び掛けた。

 市によると10月に入り、14日までに市内で6人の感染が確認されている。うち5人が市平良地域の複数の飲食店が関係すると思われる事例という。下地市長は「クラスターと認識してもいい事態だと捉えている」と危機感をあらわにした。

 下地市長は事業者や市民に対してマスク着用など感染防止策を徹底するよう求めた。会食・会合後に同居家族に感染した例もあるとして帰宅後の手洗いやうがい、健康観察の必要性を強調した。