粟国―那覇路線再開で議論か 第一航空代表と副知事が会談


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第一航空のプロペラ機=2018年、粟国空港

 那覇―粟国路線を運休している第一航空(大阪府)の西洞院満寿美代表は14日に来県し、富川盛武副知事と会談した。会談は非公開で行われた。関係者によると、運航再開に関して話し合われ、富川副知事は「地元としても協力できるところは協力していきたい」という旨を伝えたという。

 県と国は2014年度、第一航空にプロペラ機2機の購入費を補助していた。第一航空は1機を那覇―粟国に就航。もう1機を石垣―波照間・多良間に就航させる予定だった。

 しかし15年8月に粟国空港でオーバーラン事故が起きたため運航を休止した。その後、いったんは再開したが、18年度の補助金を巡って県との調整が難航し、18年4月から運航を再び停止した。