秋休みは4日間 短くても楽しみ 那覇市の小中学校で終業式


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
初めての成績表を受け取る1年生の児童=15日午後、那覇市古島の松島小学校(新里圭蔵撮影)

 2学期制を導入している沖縄県那覇市内の公立小中学校で15日、1学期の終業式が行われた。同市内の児童生徒は16~19日まで秋休みに入る。今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校の影響で、夏休みと同様、秋休みも例年の9日間より短くなっている。

 那覇市立松島小学校(多和田悦子校長)では、新型コロナの感染防止のため、全体集会は開かず、各教室で電子黒板に映し出された1学期の写真などを見ながら放送を聞いた。多和田校長は「2学期も大きく成長して活躍することを祈っている」とあいさつした。

 1年3組では担任の教諭から成績表の「松島っ子のあゆみ」が一人一人に手渡された。糸数琉花さん(7)は「(1学期は)休み時間に遊ぶのが楽しかった。休み中は何をしようかな」とわくわくした様子。渡辺想大さん(7)は「(秋休みには)お父さんと工作や運動をしたい」と話した。

 2学期制を導入している県内市町村の多くは9日に終業式を行い、12日から2学期がスタートしている。