ジャズライブハウス支援のクラウドファンディング開始 那覇「ピノス・プレイス」


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支援を呼び掛けるジャズライブハウス「ピノス・プレイス」オーナーの中村瑠美子(右)とピアニストの櫻井萌=11日、那覇市東町

 沖縄県那覇市東町のジャズライブハウス「ピノス・プレイス」を支援するためのクラウドファンディング(CF)が2日、始まった。期間は11月15日まで、目標金額は100万円。今年で開店36周年を迎えた。ライブハウスオーナーでボーカリストの中村瑠美子は「灯を消したくない。培ってきたものを続けていきたい」と賛同者の支援を呼び掛けている。

 プロジェクト発起人の城間恒斗(ゆうと)さんは「ピノスプレイスで演奏しているミュージシャンの音楽の質の高さや熱量を後世に伝えるため、遠隔でも何かサポートできないか」と呼び掛けた。ライブハウスで日頃から演奏しているピアニストの櫻井萌は「自粛の影響で演奏する場所がなくなるのは大変な危機。CFを通してピノスプレイスならではの音楽の魅力を伝えていきたい」と訴えた。金額に応じて店で利用できるドリンクチケットや、宜野湾市のセレクトショップ「Waters」とコラボレーションしたオリジナルTシャツなどの特典が付いた、全5種類の応援チケットを準備している。クラウドファンディングは下記QRコードから。問い合わせはピノス・プレイス(電話)098(868)4084。

https://camp-fire.jp/projects/view/321057