青空に浮かぶカラフル傘 「コロナに負けない」高校生が企画


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ビニール傘の展示を企画した生徒会副会長の平良千音さん(右)と元生徒会長の西平思帆さん=19日午後、浦添市の陽明高校(又吉康秀撮影)

 大空とテニスコートに七色の水玉が浮かぶ。新型コロナウイルスの影響で中止となった体育祭の代替企画として、沖縄県浦添市大平の県立陽明高校・高等支援学校の生徒会は「傘で学校を彩るプロジェクト」を同校で実施している。校舎間につるされた赤や青、紫など各色のビニール傘378本が空に映え、地面も照らしている。

「コロナに負けない」など生徒の願いごとを記した短冊も傘に付けられた。県外の高校生による同様の取り組みを参考にし、陽明の生徒向けに23日まで実施している。

 生徒会副会長で1年の平良千音(ゆきね)さん(16)と、前生徒会長で3年の西平思帆さん(17)は「多くの行事が取りやめとなったが、これを見て生徒たちは元気になってほしい」と満開の笑顔になった。

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