オリオンビール(豊見城市、早瀬京鋳社長)と沖縄セルラー電話(那覇市、湯淺英雄社長)は、「オリオン ザ・ドラフト」の首里城再建支援デザイン缶・瓶商品で、AR(拡張現実)技術を活用した首里城AR動画を配信する。
ビールの缶や瓶に描かれた首里城のイラストに、専用アプリ「SATCH VIEWER」をダウンロードしたスマートフォンをかざすと、焼失前の首里城の姿をスマホの動画で見ることができる。動画は2分間で龍潭から首里城正殿までの道のりを360度見ることができる。アプリのダウンロードは無料。
19日に琉球新報社を訪れたオリオンビールの児島麻里子広報室長は「さまざまな形で首里城の再建支援に関わっていただけるとうれしい」と話した。
沖縄セルラー電話マーケティンググループリーダーの仲地翔子さんは「多くの人に見てもらい、首里城のことを思い出してほしい」と述べた。
1本の売り上げにつき3円を再建支援に活用する首里城デザイン缶・瓶は、11月下旬ごろまで展開する。