自民県連会長、クラスター「申し訳ない」「オトーリなし断言できる」


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中川京貴氏

 視察のため先島を訪れた自民党県議のうち新たに9人が新型コロナウイルスの感染が確認されたことについて、自民党県連の中川京貴会長は23日、電話取材に応じ「本来、見本を示す立場の議員が感染し、本当に申し訳なく思う」と語った。宮古島市も訪れたが「オトーリをしていないのは断言できる」と語った。

 視察を通じて新型コロナウイルス感染症について離島の医療体制を強化すべく「地元と県、県議会のパイプ役になろうとした矢先だった」と声を落とした。視察先での宿泊施設や食事中には適切に感染対策を取っていたと主張。下地敏彦宮古島市長との面談中も距離を取っていたと説明した。

 ただ「視察で会った人たちが濃厚接触者となり、仕事にもプライベートにも支障が出る。迷惑を掛けてしまい、申し訳ない」と語った。