ボクシング 比嘉大吾「今後は結果で恩返し」 ドローでも試合に手応え<一問一答>


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試合に引き分け、取材に応じる比嘉大吾=後楽園ホール

 ―引き分けの受け止めは。

 「(ポイントで)勝っていると思い相手を見てしまったのがだめだった。悔しいが、再びボクシングに集中して取り組まないと結果も付いてこないと明確に分かった。7、8回はセコンドから倒せ、との指示もあったが、そこで決めきれなかった。世界王者を目指す上で、今回の内容ではまだまだ厳しい。悔しいが、期待されているのはKOなので、それだけを考えて今後練習したい」

 ―2階級上げての挑戦。

 「スピード、パワーは練習から問題ない。多少、ボクシングを知り相手を見る部分が出てしまったのが反省。階級に関係なく、倒すボクシングをしていきたい」

 ―収穫は。

 「今まで戦った中では、一番大きな(収穫があった)試合。フライ級での攻めの姿勢が、きょうはなかった。KOに特化して取り組みたい」

 ―新ジムの環境は。

 「また野木さんと一緒にボクシングができて、最高の環境で再スタートできた。きょうの判定はサポートしてくれているみんなに申し訳ない。今後は結果で恩返ししていくだけだ」