オリオンが豊見城のビーチ命名権取得 「オリオンECO美らSUNビーチ」に


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豊崎美らSUNビーチの命名権を取得し、契約書に調印した豊見城市の山川仁市長(左から2人目)とオリオンビールの早瀬京鋳社長(同3人目)=29日、豊見城市役所

 【豊見城】豊見城市は、豊崎美らSUNビーチの愛称を「オリオンECO美らSUNビーチ」に決定した。オリオンビール(早瀬京鋳社長、豊見城市)が命名権(ネーミングライツ)を取得し、山川仁市長と早瀬社長が29日、同市役所で調印式を行った。豊見城市によると、ビーチの命名権取得は県内初。期間は11月1日から3年間で、契約総額は990万円。

 美らSUNビーチは市豊崎にある長さ約700メートルの人工ビーチ。

 調印式で早瀬社長は「創業以来、美ら海の保全に取り組んできた。美らSUNビーチを保全活動の聖地として位置付け、笑顔あふれるエコなビーチを目指し活動していきたい」と語った。ビーチでの環境学習などのイベントも今後企画していくという。

 山川市長は「『美らSUN』という言葉を継承しながらも、開業10年の新たなスタートを予感させる素晴らしい愛称だ」と喜んだ。