首里城火災の住民提供写真、県公文書館が新たに公開


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石崎雅彦さんが自宅から撮影した首里城火災映像=2019年10月31日(県公文書館所蔵)

 沖縄県公文書館は30日、首里城火災の映像を新たに公開した。映像は、首里城の近くに住む石崎雅彦さんが昨年10月31日午前2時53分から11月1日午後4時1分まで、自宅から断続的に撮影したもの。

 正殿から周囲へ燃え広がっていく様子や、消防活動、猛火の中で正殿が崩れ落ちる様子、鎮火後の現場検証の様子などが収録されている。

 映像を寄贈した石崎さんは「このような事故が二度と起こらないよう、映像を資料として広く役立ててほしい」とコメントを寄せた。同映像は県公文書館で自由に閲覧できる。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、閲覧室の利用は事前申請が必要。

 問い合わせは同館閲覧室(電話)098(888)3871。