ツーリズムEXPO・リゾテックに2万4080人 実行委「オンラインとの融合にインパクト」


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県内で開催された「ツーリズムEXPOジャパン」を終え、玉城デニー知事(左から5人目)に報告に訪れた高橋広行実行委員長(同4人目)ら=2日、県庁

 沖縄で初開催された旅の総合イベント「ツーリズムEXPOジャパン 旅の祭典in沖縄」(主催・日本観光振興協会、日本旅行業協会、日本政府観光局)の実行委員会は2日、同時開催の「リゾテックオキナワ おきなわ国際IT見本市」などを含め、4日間(10月29日~11月1日)の動員人数が2万4080人だったと発表した。

 一般公開の10月31日、11月1日の2日間に計1万9460人が訪れるなどし、当初見込みの2万2千人を上回った。会場を訪れた人のほか、リゾテックオキナワではオンライン展示会に4日間で計1825人が参加した。

 ツーリズムEXPOジャパン実行委員長で日本旅行業協会副会長の高橋広行氏らが2日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、イベントの閉幕を報告した。

 高橋委員長は「リアルとオンラインを融合したハイブリッド型で、インパクトのあるものになった」と語り、新たなMICE開催のモデルを十分示せたと手応えを見せた。玉城知事はコロナ禍で開催を模索したことについて「多くの発見があったはず」とし、無事終えたことに感謝を述べた。

 来年のツーリズムEXPOは大阪で開催する。