玉城知事、世界自然遺産の審査開催を歓迎 来年6~7月に沖縄北部と西表島 「登録を確実なものに」


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 沖縄島北部と西表島の世界自然遺産登録を審査する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が来年6月~7月に開かれる方向となったことについて、玉城デニー知事は4日、歓迎するコメントを発表した。委員会は今夏に中国で開催される予定だったが新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期となっていた。県環境部によると、延期による審査内容への影響は現段階でなく、追加の作業も生じない見込み。

 玉城知事は「開催が決定されたことは大変喜ばしい」と歓迎。その上で「引き続き国や関係機関と一丸となって取り組み、登録を確実なものにしたい」とした。

 委員会に世界自然遺産登録の可否を答申する国際自然保護連合(IUCN)による「勧告」は、委員会開催の約6週間前に行われる見込み。