沖縄県産業振興公社は5日、沖縄に進出した海外企業と県内企業の交流会を、那覇市の沖縄産業支援センターで開いた。貿易や小売り、IT企業など海外企業33社、県内企業22社が参加した。沖縄に事業所などを設立する海外企業と県内企業のマッチングを目的に、双方の事業内容の紹介や意見交換を通して交流した。
同公社は2018年度から、海外企業の沖縄進出を支援する部署を立ち上げ、これまで450社の進出をサポートしてきたという。だが、沖縄進出後のネットワークの少なさが課題となっており、今回初めて県内企業との交流会を開催した。
末吉康敏理事長は「県内企業にとっても海外への販路開拓につながる。お互いに交流して事業拡大のチャンスにつなげてほしい」と話した。