オリックスバファローズの宮城大弥投手(19)=嘉数中|興南高出=が6日、京セラドーム大阪での北海道日本ハムファイターズとの24回戦に先発し、プロ初勝利を挙げた。3度目の先発起用だった。5回117球を投げ、打者25人と対戦し、被安打7、7奪三振、与四球3。3失点したが、打線の援護もあり、初白星を手にした。
先頭打者を四球で出すなどし、初回に2点を失う不安な立ち上がりだったが、尻上がりにギアを上げた。打線は二回に頓宮の2点本塁打などで逆転に成功。
四回にはカーブやスライダーなど変化球を軸に三者三振で仕留める見せ場もあった。五回に同点とされたが、裏に紅林の勝ち越し適時打で再びリードし、勝ち投手の権利を持って降板した。六回以降は比嘉(コザ高|国際武道大出)ら5人のリリーフ陣の継投で1点を守り切った。オリックスは本拠地最終戦だった。【琉球新報電子版】