立冬なのに…西表で31.2度、那覇29.1度 あすは暑さも一服か


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強い日差しの下、色鮮やかに咲くスイレン=7日午前、沖縄市の県総合運動公園(ジャン松元撮影)

 沖縄地方は二十四節気「立冬」にあたる7日、高気圧に覆われて青空が広がった。竹富町西表島では11月の観測史上最高、8月中旬並みとなる31・2度を記録するなど各地で気温が30度前後まで上昇する暑い一日となった。

 このほかに30度を超えたのは名護市(30.1度)、宮古島市(30.0度)など。那覇市は29.1度だった。

 沖縄市の県総合運動公園の自転車競技場付近の池では、スイレンが濃いピンクの花を咲かせていた。公園では、家族連れらが日差しを受けて思い思いに行楽日和を楽しんでいた。

 沖縄気象台によると8日の沖縄地方は、はじめのうち晴れるが、大陸の高気圧の張り出しに伴う寒気の影響で次第に曇る。夕方から夜にかけて強い北風が吹く見込み。

 気象庁の予報では、8日の最高気温は沖縄本島と宮古島で28度、石垣島で29度。9日の県内各地は25度を下回るとみられ、季節外れの暑さも一服しそうだ。