沖縄セルラーが株価指標の銘柄に「JPX日経中小型株指数」 優良な企業選定


この記事を書いた人 Avatar photo 玉城江梨子
沖縄セルラー電話=那覇市松山

 沖縄セルラー電話(那覇市、湯淺英雄社長)は11日、東京証券取引所と日本経済新聞社が共同で算出する「JPX日経中小型株指数」の2020年度(20年11月30日~21年8月30日)構成銘柄に選定されたと発表した。同社が選定されるのは初めて。

 この株価指数は中小型株に分類される企業のうち、資本の効率的活用や投資家を意識した経営を行っている企業で構成される。東京証券取引所(市場第1部、市場第2部、マザーズ、JASDAQ)を主市場とする普通銘柄のうち、適格企業スクリーニング、大型株の除外、市場流動性指標などのスクリーニングをした後、3年平均の自己資本利益率(ROE)や3年累積営業利益による定量的な指標によるスコアリング、コーポレートガバナンスや経営の透明性などの定性的指標による加点を行い、上位200銘柄が選ばれる。

 沖縄セルラー電話は「増収増益、連続増配、配当性向40%超の経営目標達成を目指すとともにESG・SDGs活動へも積極的に取り組み、より一層の企業価値向上に努めていく」としている。