西表で県記録アカジン


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1日、船浦港(西表島)で98.5センチ・16.16キロのクルバニーアカジンを釣り上げた川端瞭英さん

 西表島に移り住んで2年の川端瞭英さんは、移住してすぐに釣り好きの先輩に誘われて釣りを始めた。

 ホームグラウンドは船浦港で、10月25日に初の大物となった12キロのヤイトハタを釣った。もっと大物を狙おうと11月1日も4時ごろから釣りの先輩と2人で釣りに出掛けた。

 明るいうちに餌となる魚を釣り、夕方から釣れたトカジャーを餌に大物を狙った。辺りが薄暗くなり始めた午後6時すぎにアーラミーバイ用の竿(さお)が大きく曲がった。急いで竿に飛びつき、2人掛かりでファイト。3分ほどで海面に浮かせたのは、98・5センチ、16・16キロのクルバニーアカジンだった。

 沖縄県の磯釣り記録となる1匹で、川端さんの自己記録も更新した。

 10月31日と11月1日の2日間、本部新港で「がまかつ」の新しい竿の実釣会(じっちょうかい)が開催された。

 1日の午後から取材したのだが、午前中はヤマトナガイユーの群れが回遊して、仲宗根英樹さんが3キロ前後を釣り上げ盛り上がった。しかし、群れは30分ほどでいなくなった。

 午後からは魚の活性が低く、参加者が苦戦する中、知念良成さんはチヌマンやアーガイ、赤平祐介さんがガーラを釣り上げ、終了間際に玉代勢ますみさんがアーガイを釣り上げ、竿の良さを体験した。

 (おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

1日、本部新港でがまかつ新製品の竿の実釣会で3キロ前後のヤマトナガイユーほか、アーガイチヌマン、ガーラなどを釣った左から玉代寄ますみさん、知念良成さん、赤平祐介さん、仲宗根英樹さん(GFG)
8日、宜名真海岸で54.5センチ・2.36キロのヒレーカーを釣った上門昇太さん

1日、石垣島登野城漁港で130センチ・28.5キロのロウニンアジを釣った親川英和さん
8日、宮古島市伊良部島渡口の浜で133センチ・32.2キロのロウニンアジを釣った砂川鮎磯さん

10月28日、那覇市のなうら橋横で52.8センチ・2.58キロのカーエーを釣った佐久田等さん
1日、北谷海岸で45センチ・1.45キロのチヌを釣った石川太一さん

8日、糸満沖でムルーを餌にテンヤ仕掛けで70センチ・4.8キロのムネアカクチビを釣った神谷怜さん(セイブV)
3日、宜野湾新漁港でアーガイやトカジャー、イラブチャーを釣った宮川たま子さん(吉本興業株式会社)

6日、万座毛の磯から1.9キロのアオリイカを釣った山本成美さん
3日、知念海岸で73センチ・4.1キロと92センチ・8キロのオニヒラアジを釣った安里碧海さん