沖縄県民の肌はストレス耐性1位 秘訣は豚肉、ゴーヤー? ポーラ発表、美肌グランプリ


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 「いい皮膚の日」に当たる12日、化粧品会社のポーラ(東京)は、女性の肌の美しさを全国47都道府県で順位付けした「新ニッポン美肌県グランプリ2020」を発表した。沖縄は気候や生活環境の変化、人間関係の悩みなど、内外から受けるストレスへの耐性をみる部門で1位を受賞した。ニキビや物理的な刺激に強い肌が評価された。

 発表会見にオンラインで参加した美ら島沖縄大使の大城バネサさんは、沖縄県民の美肌の秘訣(ひけつ)について「1年中日差しが強いので日焼け対策をしている。食生活では豚料理が多く、ビタミンCたっぷりのゴーヤーを年中食べている」と話した。

 ポーラは昨年7月から今年6月まで、店頭などでチェックを受けた女性の肌データ約36万6千件を分析。水分量や透明感、ホルモンバランスといった18項目を調べた。

 今年は総合順位だけでは測れない多様性にあふれた肌の美しさをたたえるため、美肌要素別に肌の個性を表す14の部門賞を新設した。

 美肌総合賞1位は石川県で、2位は秋田県、3位は山梨県。石川県はハリや透明感、一時的な肌トラブルに強い、バランスが取れた肌だという。うるおいを守る機能やバリア機能を発揮できる力も備わっていることも評価された。