1キロオーバーも混じり、アタリも連発 読谷沖でアオリイカ好調


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15日、読谷沖でアオリイカを数釣りした右後ろから佐久川正吾さん、兼城俊一さん、宮城秀樹さん、宮城船長、前列右から大城健さん、玉山あかねさん

 読谷沖でディープエギングが好調とのことで友人の佐久川正吾さんからお誘いがあり、15日に同行し取材した。ディープエギングとは水深50メートルから120メートルをエギで狙う釣り方で、オモリを付けて狙った水深までエギを沈める。沖縄ではエジングの名で知られる。

 アカイチャーと呼ばれる大型のアオリイカが釣れるのは11~6月なのだが、ポイントによって釣れる時期が変わり、読谷沖では11~12月がトップシーズン。船長が前日に調査したところ良く釣れるのは夕方4時からとのことなので、出船を少し遅らせて午前9時に都屋漁港を出船した。

 読谷沖の水深50~60メートルのポイントで竿(さお)を出した。最初にヒットしたのはベテランに混じって初めてエギングに挑戦した大城健さん。続いて兼城俊一さんや玉山あかねさん、宮城秀樹さんにもポツポツと小型のアオリイカがヒット。佐久川正吾さんはテンヤ仕掛けでナガジューミーバイやヒーフチヤーなどいろいろな魚を釣って楽しんだ。

 昼過ぎになるとダブルヒットやトリプルヒットで釣れるようになり、船の上を船長はタモ網を持って大忙し。午後3時半を過ぎると、1キロオーバーが混じるようになり、アタリも連発。リリースした分を含めると全員で30杯前後の釣果があり、今年初のエジングを楽しんだ。あーきー丸(電話)宮城船長090(7586)3897。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

11月10日、知念海岸で101センチ・10キロのオニヒラアジを釣った比嘉海斗さん
2日、残波岬で123センチ・9.02キロのマンビカーを釣った佐渡山和也さん

10月28日、塩屋海岸で57.7センチ・2.3キロのタマンを釣った平敷五十六さん
1日、西洲海岸で61センチ・4.25キロのマクブを釣った城間徳三さん

11月8日、慶良間で97センチ・12.1キロのガーラを釣った砂川昌克さん
7日、チービシ沖で14.83キロのイヌバーを釣った佐久本弘道さん(アクアII)

15日、沖縄本島西海岸で68.2センチ・4.05キロのタマンを釣った知花悟さん
14日、西崎海岸で66センチ・3.35キロ他3匹のタマンと66センチ・3.37キロ他1匹のムネアカクチビなどを釣った長嶺良太さん(左)と徳嶺貴久さん(チームDeff)

11日、平安座島で93センチ・0.93キロの太刀魚を釣った神田志有さん
8日、座間味島で43センチ・1.18キロと42.5センチ・1.19キロのトカジャー他オンレーやミミジャーを釣った田辺遥真さん