沖縄総合事務局は12月1日から、沖縄ICカード(那覇市、仲吉良次社長)が新たに開設する県内公共交通機関の路線検索ポータルサイト「のりものNAVI Okinawa」のデータを活用して、バスの利便性や利用促進に向けた実証調査を行う。実証調査の成果を踏まえ、2021年春には同サイトのリニューアル版が公開される予定。
17日、沖縄総合事務局の定例記者会見で発表があった。
実態調査は、サイトへのアクセス履歴分析やモニター調査などを行う。検索機能や操作性を改善し、利便性の向上を図る。調査は12月31日まで。
沖縄ICカードは現在、路線バスのリアルタイム運行情報を提供する「バスなび沖縄」を運営している。12月1日から「のりものNAVI Okinawa」としてリニューアルし、路線バスと沖縄都市モノレール、タクシーなどの経路や時間を複合検索できるようにする。