模合帳管理 アプリで簡易に アイティメルとドリームステップが開発


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
模合帳の管理アプリ「moaiPAY」を開発したドリームステップの金城光彦代表(中央)とアイティメルの美里誠社長(左)、大濵真道さん=24日、浦添市

 IT企業のアイティメル(浦添市、美里誠社長)と不動産会社のドリームステップ(浦添市、金城光彦代表)はこのほど、模合帳を管理できるスマートフォン用アプリ「moaiPAY(模合ペイ)」を開発し、販売を開始した。模合ごとに金額や積立額などを設定し、出欠や模合金の支払いの有無などが確認できるほか、グループ内でチャット機能も利用できる。将来的にはキャッシュレス支払いや銀行口座とのひも付けも検討していく考えだ。

 アプリはアンドロイド、アップル端末のいずれでも月額250円(税別)で利用できる。アプリ提供サイトの「アップストア」「グーグルプレイ」で販売している。

 1回のダウンロードで、複数の模合を管理することが可能。一つの模合で管理できる会員人数にも制限はないため、大人数の模合でも管理できる。管理者以外の会員でもアプリをダウンロードすると、参加する模合の状況を気軽に確認することができる。両社は近く、飲食店の予約機能などを拡充していく考え。

 アプリの開発は、七つの模合に入っているという金城代表が美里社長に提案し、アイティメルが開発した。金城代表は「模合の幹事をいくつかやっている中で、支払いの有無やいつ終わるのかなどを携帯で確認できる方法はないかと考えた。帳簿をアプリでいつでも閲覧することができ、トラブルも防ぐことができるので、ぜひ利用してほしい」と呼び掛けた。